オンナのあり方

おかえりヒロイン



Beクレイジー♡

Be dhifarento!♡




こんにちは、モードstyleのLISAです

センスいい洗練された生き方「モードstyle」を目指し、自分を磨き続けるための在り方を発信しています




ヒロインには強靭な精神が必要だ。
じっくり内面を整え、精妙なバランスをとらねばならないのだから。
女らしさを捨てて社会に出ても、その先に答えも終着点もない。そこまでの努力は無駄ではないが、旅は完成していない。
ヒロインは疑問を感じ、さらに大きな旅をする。
人に尽くし、自分のことも大事にできれば、男女両性の特質がヒロインの中で融合するだろう。
両極の融合と共存こそ、生きるもの全てのバランスに必要なものだ。



~「ヒロインの旅」本文より~ 





しびれました





だってこれ、完全に私への言葉でしょ?!




仕事に没頭して
疲れて人生さまよって

やっとやりたいことは見つかったけど
私の中のオンナの部分は置いてけぼりのままでした


師匠方に出会い、初めて女性としての役割りがあることを学び始めたところ


そんな中教えて頂いた本



『ヒロインの旅』

モーリー・マードック(著)
シカ・マッケンジー(訳)



これは『英雄の旅』という本のヒロイン版

<【英雄の旅】神話学者ジョゼフ・キャンベル氏によって発見された理論。世界の神話に共通してみられる人間の成長過程をまとめられたものでハリウッド映画やディズニー、多くの物語のひな型となっている。>


オンナに旅は不要であるとジョゼフ・キャンベル氏に言われた家族療法カウンセラーである著者が

そんなバカなと違和感を感じ、英雄の旅から導きだしたのがこの『ヒロインの旅』


https://www.amazon.co.jp/ヒロインの旅




神話の中のヒロインはただ存在するだけで価値がある



価値があるのはもちろんだけども
ただいるだけで良いって、そんなのイヤに決まってる



ヒロインだって旅したい




ヒロインなんてくそくらえ♡
~女性らしさを否定して~



ヒーローの後ろで守られているだけのヒロイン


自分は何もせず、いつもピンチの時には助けてもらえる



そんなヒーローの足を引っ張ってるとしか思えない

お決まりのヒロインなんてくそくらえ♡笑
と思っていました



私の望みはヒーローと一緒に戦うこと



守られるなんて信じられない

ヒーローのお荷物になるくらいなら死んだ方がマシ



私は力になりたい

ヒーローを支え、対等でいられる存在になりたい



オンナだからとか
そうやって決めつけられることも大キライ


だから何?勝手に決めつけんな




今思うとそんな捻くれた(笑)思いを持つようになった背景は

きっと男4人兄弟で育ったせい♡



4人兄弟の上から2番目

私以外みんな男


唯一の女の子で大切にされてはきましたが
その扱い、あんまり嬉しくありませんでした(笑)


仲は良くてみんな穏やか、いつも一緒に遊んでいましたが
自分だけ違うことをコンプレックスに感じていました


着る服もピンクやフリフリしたものを嫌い
地味でスッキリした物を好んでいたのはその表れ



母のことは大好きでした

いつも優しくて私の事を分かってくれて
家であたたかく迎えてくれる


私にとって母は完璧、聖母のような存在



一方父は恐怖の対象でした

普段は優しいけど怒るとめちゃくちゃコワい


家族のために毎日働いてくれている

色んなストレスを溜め疲れた体で帰ってきたら、家が汚い


大人になった今なら分かります
そんな状況私でもキレる(笑)


…そう、唯一母は家の掃除や片付けが大の苦手でした(笑)



でも子供にそんな事は分からず、


大好きな母を悲しませる父は悪者、でも絶対逆らえない存在
父を怒らせないよう、出来るだけ一緒にいないようにしていました




私の中で初めて自分を認めてもらえる喜びを教えてくれた男性は兄


年子でお互い学校に馴染めなかったため
10代の頃は家でいつもいろんな話をしました


何でもハッキリ意見を言ってくれる心から信頼できる相手で

趣味や自分の意見

全て兄に共感してもらえること
興味を持ってもらえるかどうかが重要なポイントでした



このあたりからどんどん男性と対等でありたい衝動が加速していきます




弱い自分はイヤ
弱いとは=オンナらしさ



自分の中の女らしさを否定する女性性からの分離


そこから私のヒロインの旅は始まりました


打倒ヒロイン~女性性から男性性へ~



学校に馴染めなかった10代はひたすら内の自分の世界にいました


弱く、何の力も持っていない自分がイヤで
変わりたいと心底思っていました


その反動か

社会にでてから意識は完全に外に向かいます


尊敬できる人と出会い

この人みたいな人間目指したい
この人の力になりたい

そのためなら何でもする!そう思う時に一番力を発揮できる自分も発見しました


今までの弱かった自分(女性としての自分)を無かったことにして生まれ変わった気分


仕事が、
仕事を通して自分が成長できることが楽しくてたまらない!



職場にいると男性と肩を並べられる感覚

やる気と忠誠心は誰にも負けない自信がありました



そんな私をみて両親から

「男兄弟の中で唯一の女である私が一番男勝りだね」


その言葉が何とも言えず私を満たしてくれて自分のことを認められた気分になります



やっぱり社会で活躍できること
男らしくいることが価値なんだ



そこで段々と、父に対する思いも変わっていきました


あんなにも恐怖の対象でしかなかったのに
家族のために外で働いてくれる父を尊敬できるようになりました




もっと仕事したい

もっともっと、誰よりも突っ走らなければ!



家庭的なものを一切否定して
家にいる時間もほとんど無くなりました

休みの日も店に顔を出し、時に仕事を手伝い

そうしていることが好きだったし

動き続けていることで安心できました



平和、平穏、穏やかな日常

そんなヌルいもの私には必要ない♡




自分を追い込むのはスキ

困難な状況ほど燃えるタチ♡










…でもおかしい




段々と、やってもやっても満たされなくなっていきます



周りには評価してもらえるのに

なぜか私の心が反応しない



もっと頑張らなきゃ

仕事で頭をいっぱいにしなきゃ

プライベートなんていらない

自分の頭の中を占める割合が、100%仕事でなくなるのがコワくてたまりませんでした



この時上司に

「男でも作れ」と言われたことがとてもショックで

きっと親心で、一切浮いた話が無く仕事ばかりやってる私を心配してくれてたんでしょう


親心子知らずとはこの事(笑)



当時の私は自分を否定された気分でもやもや



恋愛って、仕事より楽しいの?

成長させてくれるわけ?

じゃなきゃ私には必要ない



当時モテ期で、年下の男女問わず憧れられることが多かったんですが(自分で言う♡笑)

私も人間だし、イイなと思う人もいました

でも少しでも女っ気を出すと、ことごとく逃げていく(笑)




根性なしめ。


と思う一方、私はオンナになっちゃいけないんだと軽くヘコみます


自分がオンナである事を否定し

男勝りであることが価値だとさらに仕事にのめり込むしまつ



実家を出て初めてのひとり暮らしをしたのもこの時期でした


もっとストイックに

さらに自分を追い込まなきゃ


私は成長するんだ




その少し後、次について行きたい人と出会います


若く野心にあふれている

一緒に店を作っていこうと私を頼ってくれる

この上ない喜び



私の居場所はここだ
よし彼が経営者になるサポートをしよう



はじめこそ男としてもホレてたし刺激にあふれ楽しくてたまらない日々でした

でも同じ職場に彼女がいる
そんな最悪の状況で(笑)仕事に生きつつ、必死で気持ちを切り替えようと半年ほどかかりました


ビジネスパートナーとしても魅力的であることに間違いなかったので、それなりに楽しんでいたけど

でも尽くすばかりで自分のことは一切顧みず
どんどん疲弊していきました


始めは一緒に楽しく働いていたはずのパートナーからのアタりもどんどん強くなっていき

若いくせに亭主関白か!
って毒づくエネルギーも無くなり


いつの間にか何も言えずに従うだけの自分になっていました




なんだコレ

昭和の夫婦じゃあるまいし

私ってこんなオンナだっけ?




そこでふと、子供のころ見た母を思い出します

父に意見しない、何を言われても黙ってガマンしてる母の姿


ムダに忍耐強いところまでそっくりじゃん



私、母と同じ道を歩んでる



毎日のように帰りの車中で泣いて帰るくらい

傷付いていたし疲れ切ってもいた




もうそろそろ限界だ



ヒロインって何?~冥界下り~



ここに居てもこれ以上私は成長できないと


約8年勤めた仕事を辞めました


男社会では私はムリ



そこから私にとって今まで考えられないような、「何も無い」日々の始まり



現職のセレクトショップは時間の流れがとてもゆっくり

今までの居酒屋と対局にあるような穏やかな日々に

物足りなくて時間があり過ぎて始めはすごく戸惑いました



それでも一人暮らしから実家に戻り

数年ぶりの両親と一緒に食卓を囲むこと

シャワーじゃなくてちゃんとお風呂につかること

休日を家でゆっくり過ごすこと


人として普通のことをできるようになっていきました




でも同時に


どんどん社会と隔離されていくような

自分の価値が無くなっていくような感覚も覚えます




以前のように仕事に100%注げるようになる状態が私にとっての正解で

目指すべき所




またあそこを目指さなければ



そんな思いとは裏腹に

男性的な生き方に疲れきっていた私は、すでにもがく気力さえ残っていなかった




なにも無い日常に慣れていく

私の価値も無くなっていく


私は何のために生きているんだろう

何も分からなくなって


そこから約3年さまよいます


おかえりヒロイン~女性性と男性性の統合~

 

時間に余裕のある生活をするようになり
かなり遅れて母への反抗期のようなものが訪れます


私の中で完璧だと思っていた母への落胆
否定することで自分を保っていたのかもしれない


母も1人の人間だからと頭では分かってる



なんでもっと父のサポートしないの?
なんでもっと自分のこと自分でできないの?
なんで人に甘えるの?


母だけが唯一私の感情を揺さぶる



きっと母の中に、私の女性性や弱さを投影していたんだ
否定して、ずっと見ないフリをしてきたから

こんなにも視界に入って私の心を動かす


その沸き起こる感情には原因があることを教えてもらってたから
イライラするだけで終わらせず


ちゃんと掬い取って自分の隠されたホンネを探っていった



ある日

おしゃべりだった母の口数が減っていたことに気付き



さみしい思いをさせてしまってたんだ



と、唐突に”分かりました”





あぁ、私もずっとさみしかったんだ


同時に自分のこともちゃんと見てなかったことに気付く



「女性としての自分」をずっと置きっぱなしにしたまんまだった



本能では自分の中の女性性を大事にしたいって思ってる

だって手作りのお菓子が出てくる家庭を当たり前だと思ってきたし
私もそんなあったかい家庭を築くんだって思えるのは母のおかげ



この本に出会い、その事実にようやく気付いて

向き合うことが出来ました







誰もが経験するヒロインの旅



オンナらしさを否定して

男性性にひた走り、そこに価値を求め

そしてまた女性性に戻り、統合する



そうやってぐるぐる円を循環するようにまわる


同じ場所じゃなくて
ちょっとずつ高みにむかって螺旋状に進んでいくんです



なぁんだ、これってヒロインのたどる旅だったのね

私もオンナらしさを求めて良かったんだ


オンナらしさ=弱さなんてとんでもない


オンナであることを心から誇りに思える




物事の全てに陰と陽の両面があるように

私の中にも男性性と女性性どっちも必要




これからは

右か左か
白か黒か
0か100か


どっちか片方かの2言論的な考えはダサいです♡


両極の融合と共存こそ、生きるもの全てのバランスに必要なもの

男性性に突っ走って傷付いたからこそ
女性性のしなやかな美しさを感じることができる






あなたはどんなヒロインの旅を歩んでいますか?






長い私の旅を最後まで読んで下さりありがとうございました!




それではまた


 

 

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