自分のやりたい事に向かって
真っ直ぐ進んでる人が心底羨ましかった
それに比べて私は
どこに行っても”しっくり”こなくて
転職を繰り返す
飽き性な自分
芯がない自分に負い目を感じ
どんどん自信も無くしていってました
やっと出会った、打ち込める事
にも関わらず思う様に進めない自分
やりたいのになんで出来ないんだろう
私には向いてないのかもしれない
原因は全て自分の心の癖、傾向
それは今日まで自分を守ってきてくれた
大切なもの
愛すべき”防護服”
自分らしく生きたいのに
そもそも自分の事が分からなくて
何年も自分迷子になっていた時期がありました
そこから抜け出すきっかけになったのが
ある師匠との出会い
ダメダメな自分も全部丸ごと受け入れてくれた事に心から救われましたし
自分以上に自分の可能性を信じてくれた事が
信じられないくらい嬉しかった
そうやって自分の想いを安心して出せる人に出会ったおかげで少しずつ自分の本音が分かるようになっていき
自分の事が客観的に見えるようになっていきました
それは変わっていくというより
本来の自分を取り戻していくような感覚
こんなふうに生きたい
自分がやりたいと思える事が
見えてきたのも束の間
あと一歩というところで
踏み出せない自分がいました
方向は分かってる
流れも悪くない
でもブレーキを踏む自分がいました
厄介な事にそれはその後何度も起こり
あまりにも繰り返されるので
私は本当は変わる事を望んでないんじゃないかとさえ思えてきました
ブレーキの正体
なりたい自分になれない原因は
自分の心の癖、傾向でした
言い訳してしまう自分
受け身で与えてもらうのを待っている自分
傷付きたくなくて始めから諦めてしまう自分
自己評価が高くて現実を受け入れられない自分
あらゆる心の癖と傾向が総動員して
自分の進行方向をジャマしてきます
私の中に強くあった要素は依存
どんな時でも受け身姿勢である事
相手に尽くしすぎてしまう事
憧れの対象への迎合
同じく依存体質の人を引き寄せてしまう事
その癖はどんな場面でも現れていました
受け身な姿勢は自信の無さの表れでもあり
それは自分の中の弱さを受け入れられなかった事が原因でした
全ての癖、傾向は
今まで生きてきた中で受けた様々な傷から
自分の心を守るために身に付いているものです
だからこれからも必死で守ろうとしてきます
そこから抜け出すには
拒否するんじゃなく
無かった事にするんじゃなく
そこにある、という事実を
まずは認めなくちゃいけない
今まで自分を守ってきてくれた癖は
直視するには時に
目を背けたくなるような痛みを伴いますが
実はむしろ、愛すべき”防護服”なんです
だってその癖である弱さがあったからこそ
ここまでやって来れたんですから
自力の限界を知る
今までの自分には
それが必要だったかもしれないけど
これからの自分には不要なものかもしれない
だって人は常に変化して
成長していくものだから
アクセルとブレーキを同時に押しているような
その矛盾した状況が
自分の中の変化を教えてくれていたんですね
でもその身動き取れない状況の原因が何なのか
残念ながら自分だけで気付く事はとても難しい
なぜなら癖は無意識にしてしまうものだから
人から伝えていただいて
初めて気付く事ができるんです
これまで私は、自分の問題は
自分でどうにかするものだと思っていました
それはもう
”物を買うにはお金を払わなきゃいけない”
と同じレベルで当たり前のように
だから自分のやりたい事も
自分自身がどう生きたいのかも
全部自力で突破するべき悩みだと思っていたんです
人の力を借りる?
カッコ悪すぎでしょって
殴り倒してやりたいくらい
自分の力で生きてると思ってた以前の私w
そんな思い上がっていた私を
丸ごと受け入れてくれる人と出会ったおかげで
少しずつ自分の感情や
思っている事を出させてもらい
段々と自分らしさが見えてきて
そうしたら自然と
自分がどう生きたいのかも見えてきたんです
自力には限界があります
トータル5年
自分迷子になり転職を繰り返し
ようやく頭ではなくハラで理解出来てきました
自分らしさを見つけるには
自己理解なくしてありえない
自己理解は人との繋がりの中でしか深まりません
自分の癖は”後頭部”についているものだから
ただし、繋がりと言っても
誰でもいいわけじゃありません
同じ人生の方向を向いてる人と
より良くなりたいと思っている仲間とじゃなきゃ意味がない
激動の時代
世の中が忙しなく不安に思う事ばかり起こります
だからこそ人との繋がりが必要だと
これまで以上に感じています
安心して自分の心が出せる
あたたかい人との繋がりは
ライフライン並みに
生きる上で無くてはならないもの
自分らしくあることは
不安定な時代の進行方向を照らす光です
どうか、1人でも多くの人が
自分らしく生きる事ができるように
なりたい自分になれるように
そのためにできる事を
ただ全力で出来る私でありたいと思います
最後までお読みいただきありがとうございました
それではまた